最高持続可能性ということでストラリスNPが商用車賞を英国で受賞、天然ガス駆動車テクノロジーで、IVECOの市場とテクノロジーのリーダーとして名を高めました。
IVECOのストラリスNPはライバルメーカーとの競争に打ち勝ち、今年の低カーボントラックという称号で2017年の商用車賞を受賞した。この称号により、持続可能性を改善する技術の使用とその天然ガス駆動大型トラックを提供する強みと言う、IVECOの公約を周知させることとなりました。
受賞の発表で、商用車賞の審査委員会は次のように語ります。「IVECOは進んで何等かの差別化を図り、CO2とNOx排出を劇的に減少せしめた車輌の製造に成功しています。CNGとLNG駆動力の採用は、長距離トラック輸送における大きな進歩であり、業界内で受け入れてもらえる代替燃料に向けての大きな一歩を印しました。」
IVECOブランドプレジデントのPierre Lahutte氏は以下のようにコメントしています。「Natural Powerが賞賛に値する認識を勝ち得て、IVECOの市場と技術上のリーダーシップを確認できたのは素晴らしいことです。今回の受賞は,天然ガスが将来の持続可能な運送を象徴していることをさらに是認するものであり、今日車両が採用できうる技術であることを証明しております。Stralis NPは高積載大型トラックで、弊社の新Cursor 13 460hpエンジンの発表に続き、最も需要の高い長距離輸送のソリューションになります」
新ストラリスNP 460 hpは2017年10月に国際的に発表され、最大トルク2000 Nmを提供し、12速Hi-Tronixオートマチックトランスミッションを装備し、卓越した運転の快適性と性能をもたらします。これは、現行のストラリスNP400 モデルに加わり、両車種とも、CNG/CNG,CNG/LNG,LNGのみ の 3通りから選択可能でありー2個のLNGタンク搭載により、1600km の航続距離を実現しました。
ストラリスNPの両モデルは全てのIVECO燃料節約技術を投入し、同クラスのディーゼル車と比較して、燃費で15%改善、そして最大9%の総投資コスト (TCO) の低減を、実現しました。
IVECOの天然ガスエンジンテクノロジーのお陰で、粒子物質レベルは無視できるほど少なく、またNOx排出も長距離運送でEuro VIで制限されているものより60%減となっています。Stralis NPはディーゼル駆動トラックより遙かに静かで、騒音レベルを約50%低減し、都市部の運送を改善しています。
IVECOは、1991年に天然ガスの可能性に着目した最初の商用車メーカーであり、会社として、全ての範囲の天然ガストラック、バン、バスを開発することを予見しておりました。現時点でIVECOは、2万3000台を超える天然ガス駆動車を販売しており、運送業者は多様なEurocargo NP車およびDaily NP車の選択でメリットを享受しています。
ストラリスNPの受賞は11月のニュースに繋がるもので、IVECOが英国のグリーンフリート賞で今年の大型貨物車両メーカーの候補になり、また国内環境大気品質賞で低排出ガス車 リーダーカテゴリ を受賞しました。加えて、こうした称号は、持続可能な商用車の全モデルを製造する唯一のメーカーとして、IVECOのユニークな立ち位置を浸透させました。